ダイビングか
シュノーケリングがしたい!」
と言っていた兄ちゃん。
ダイビングは
高いし、
耳鼻のよろしくない兄ちゃんにはムリ。
「シュノーケリングならいいよ!」
と秘書。
「青の洞窟〜!うひょ〜!」
と、
ホテルのツアーデスクに
ニコニコスキップで
申し込みに行ったんだけど、
今日は、そのときの話!
シュノーケリングなんて、
カッパの兄ちゃんには
楽勝なのだが、
兄ちゃんは小学生。
保護者の同伴が必要!
もちろん秘書が同行熱望!
代理はって?
「俺は視力が低くて
よく見えないからいい!」
ってんで、
俺と留守番を選択したワケ。
「れいるんと留守番選ぶなんて
ありえないよね〜!」
秘書、
相当ウキウキモード!
で、申し込み。
「ご自分でご記入ください!」
デスクの姉ちゃんに書類を渡され、
申込書、同意書を書き出す
兄ちゃんと秘書。
「どうやって書くのかわかんないよ!」
早くも兄ちゃん
弱音。
「アタシのを見ながら書けばいいじゃん!」
「そっか!そっか!」
数分経過・・・・。
「ちょちょちょちょ!!
緊急連絡先ってさ、
代理の名前はいいんだけど、
続柄、
夫じゃないっしょ!」
「じゃ、なに?」
「あんた、何?
子でっしょ!」
「そっか!そっか!」
兄ちゃん、書き直し。
デスクの姉ちゃん爆笑!
で、しばらくして。
「ちょちょちょ〜っ!
ご署名欄!
アタシの名前書いてどうすんのっ!!」
「え?代理の名前?」
「違〜うっ!!
サインは自分の名前を書く!
って決まってんの!」
「そっか!そっか!」
デスクの姉ちゃん
再爆笑!
こんなんで、
明日のツアー大丈夫?
俺の心配をよそに、
「すっごくきれいだった!
魚がいっぱいいた!
また行きたい!」
大絶賛で帰って来た
兄ちゃんと秘書だった。
一方、
「俺はもう
れいるんと留守番したくないなぁ!」
などと代理!
なんでだよ!
次回も一緒に留守番しようぜ!
ね、代理!